第三部登場キャラ
■パーティメンバー■
・レフィル一行
レフィル
オルテガの娘
性格：引っ込み思案／年齢：十七歳
装備：吹雪の剣・水鏡の盾・マテルアのサークレット
特技：氷剣ライデイン・ベギラマなど
備考：八岐の大蛇が憑依中
レイアムランドに眠る不死鳥ラーミアを解放するべく、再びアリアハンを発った少女。だが、オルテガの娘としての魔王討伐の宿命からは逃れられず、新たなる勇者としての旅立ちであった。
新たに手に入れた吹雪の剣との相性は良く、それが更なる成長を促した結果、以前と比べても実力を着実に伸ばしている。また、より高度な呪文を扱える様になった。
生贄の儀に捧げられようとしたときに感じた恐怖で一度心を閉ざすなど過酷な旅路だったが、ついに過去に会った親友・ムーと再会を果たした。
ホレス
冒険者
性格：命知らず／年齢：十九歳
装備：草薙の剣・隼の剣・鬼神の面など
道具：青の光・紫の光
まだ年若くも、熟練の冒険者にも匹敵する力を持つ若者。レイアムランドで見たものに”伝説の力”を感じ取り、その鍵となる六の光を探し求める。
ランシールにある不思議の洞窟―地球のへそにただ一人で乗り込んだ時に、死神と呼ばれる暗殺者―キリカに殺されかけるが、レフィルに助けられて一命を取り留める。その他にも数多くの命の危険に遭うが、度重なる奇跡と持ち前の機転と類稀な生命力で切り抜けてきた。
普通の人間とは微妙に異なる体のつくりと、呪いを受け付けない不思議な体質を持つ。
ニージス
ダーマの十代目賢者
性格：抜け目が無い／年齢：二十三歳
特技：マホトラ
ガルナの塔の試練を経て、ダーマの賢者に選ばれた青年。経験浅いレフィルを導くべく、進んで彼女と行動を共にする。
扱える呪文の程度こそ低いが、その限られた扱える力で的確に活路を切り開くだけの機転と知恵を持つ。
カリュー
旅の女戦士
性格：ロマンチスト・力自慢／年齢：二十一歳
装備：ウォーハンマー・誘惑の剣
成り行きでレフィル達と共に旅する事となった女性戦士。小難しい事を考えるのが苦手で、しばしばニージスの小言や戯言に振り回されている。
呪文を扱う事は全くできないが、それを補ってあまりある膂力を持ち、戦鎚を軽々と振り回す。
オード
宣教師
性格：世間知らず／年齢：不明・中年
装備：特になし／特技：バギクロス
初登場：第十二章
聖地と呼ばれる地を巡礼し、自らの宗派の布教を続けて世界を旅する宣教師。敬虔な神教徒であり基本的に丁寧な振る舞いだが、魔物に対しては容赦ない。
深い信仰心が圧倒的な魔力を支えているのか、大竜巻を起こすバギクロスの呪文を容易く使いこなしている。
・ムー一行
ムー
魔法使い
性格：負けず嫌い／年齢：十八歳
装備：理力の杖など／特技：ドラゴラム・ベギラゴン
ドラゴラムの呪文が好きという、かなり変わった性格の魔法使い。姉であったメリッサに導かれて、遂に故郷へと辿り着くが…。
旅路の中で訪れた幾度かの危機をきっかけに、多くの最上級呪文を扱える様になる。その力は、咎人と呼ばれた頃の自分に起因しているが、全ての事情はまだ理解していない。
常に無表情を保った外見と裏腹に、自分より格上の相手にも負けたくないという気骨が非常に強い。
カンダタ
盗賊団の長
性格：豪傑／年齢：三十三歳
装備：魔神の斧・ヒーロースーツ（赤の覆面マントと青のタイツ）／特技：痛恨の一撃
記憶を失い行くあてもなく彷徨うムーを娘の様に育ててきた、仁徳溢れる魁偉。天真爛漫で我侭の尽きない彼女に手を焼きながらも、その危機には身を張って助けに入るなど、まんざらではない様子。
ムーの中に眠る咎人の力を求めて現れた魔王バラモスと対等に渡り合えるだけの腕前を見せるも、一瞬の隙を突かれて敗北。その身は魔王の呼び寄せた巨大な火口へと墜とされてしまう。
マリウス
呪具の操者
性格：苦労人／年齢：二十八歳
装備：破壊の剣・嘆きの盾・地獄の鎧／特技：刃の防御
攻撃の威力を跳ね返す呪甲・嘆きの盾、圧倒的な威力を持つ邪剣・破壊の剣、そして身を包む真紅の鎧の真の姿である魔鎧・地獄の鎧の三つの呪具を操る異色にして熟練の戦士。これらがもたらす呪いを更なる呪いによって押さえつけているため、その影響を受ける事は無いが、代わりに装備を外す事もできない。
ムーとの旅の果てに、師であるモーゲンと再会する事になる。
メリッサ
メドラの姉
性格：頭脳明晰・うっかり者／年齢：二十四歳
特技：特殊魔法技術・上級呪文
道具：赤の光・山彦の笛・悟りの書の写本
穏やかな雰囲気を持つ、赤い髪の麗人。悟りの書の写本を常に持ち歩いており、彼女自身も過去の賢者に匹敵する程の魔法の使い手である。
メドラの事を妹として純粋に心配していたが、既に賢者としての道を強要されていた本人からは拒絶されていた。
■サブキャラクター■
・第十二章登場キャラ
メルシー
魔女
性格：エキセントリック／年齢：不明・外見二十代後半
装備：理力の杖／特技：魔法の奥義
戦闘能力：計り知れない
初登場：第六章
宝物を求めて世界を旅する魔女。
年齢を全く感じさせない妖しいまでの美しさと裏腹に、圧倒的な力と魔力をその身に秘める。
凄みのある立ち振る舞いと度々上げる高笑いは、側にいる者達を恐怖のどん底へと叩き落す。その迫力は、恐れ知らずな咎人さえも逃げ出してしまう程。
ちなみに、メリッサとメドラの母親でもあり、彼女達からは非常に怖れられている…が、幸いにして夫婦仲は極めて良好なご様子。
・第十三章登場キャラ
モーゲン
メリッサとメドラの父親にして、マリウスの師。かつてはサイモンの仲間の戦士として世界を巡っていたが、今は世界樹の里の守人として生活している。
ニーダ
モーゲンの息子でメリッサの兄。両親の力は殆ど受け継いでおらず、家事を中心とした生活を送っている。
・第十四章登場キャラ
ポポタ
勇者の卵
性格：見栄っ張り／年齢：十四歳
装備：鋼鉄の剣・オルテガの兜／特技：ライデイン
ムオルに住む少年で、ホレスの幼馴染。数年前に傷つき倒れたオルテガを見つけて共に過ごしている内に、いつしか勇者へと憧れる様になり、彼の残していった兜を身につけて修行に励む様になる。
ライデインの呪文はレフィルよりも強い威力を発揮するなど、勇者としての資質はかなり高い。だが、未だに満足な経験が得られていないのか戦士としては力不足で、ホレスに言い様にあしらわれてしまう程度の腕前しかない。
尚、オルテガの兜はレフィルとは相性が悪く、一度は返還されようとはしたものの装備できず、引き続きポポタが預かる事となっている。
グレイ
元ダーマの賢者にして、ホレスの育ての親。彼の父を看取った人物。
フウ
かつてムオルに訪れたオルテガを良く知る吟遊詩人。
・第十五章登場キャラ
白銀の騎士
？？？？？？
性格：切れ者・うっかり者／年齢：不明
装備：雷神の剣／特技：バギクロス、バシルーラ
白い甲冑に身を包んだただならぬ雰囲気を発する大男。魔剣・雷神の剣を所有する。世界に散らばるあらゆる武器に興味を示し、その収集を悦びとして生きている。友人の依頼で傭兵を集めて世界樹の里へと進行。ひょんな事からマリウスの風神の盾を手に入れる事となる。
その巨躯から繰り出される一撃はもちろんの事、最上級にも類する呪文すら操れる程の腕前を持ち、その強さは次元が異なると言っても過言ではない。
カルス
傭兵
性格：頑固者／年齢：二十五歳
装備：破壊の剣（喪失）
アッサラームの路地裏に佇んでいたはみ出し者の傭兵の一人。白銀の騎士との契約の前金だけを持って逃げる仲間に付いていくも、途中で魔物に襲われて彼一人だけが生還する事になり、心に傷を負ってしまう。
破壊の剣を与えられてから性格が豹変するが、呪いを御するマリウスとの戦いを経て元に戻る。その後は何故か雇い主である白銀の騎士に助けられ、彼と行動を共にする事となる。
竜の女王
地上の守護者
詳細は不明
装備：ゾンビキラー・竜の鎧／特技：ライデイン・ギガデイン
伝説上では神の僕と謳われている、知られざる王国の主。普段は竜の鎧を纏った人間の女性の姿をしているが、その正体は翡翠の如き翠の鱗に覆われた巨大な竜。
かつては破壊の魔竜と呼ばれていたが、やがて繰り返してきた過ちを悟り、人々を導く存在となる。
生まれてきた子供を家来達に託し、動き出した巨悪を食い止めるべく自ら城を出るが…。
バラモス
魔王
詳細は不明
装備：王者の剣
下僕：バルログ、ラゴンヌ、ヒドラ
世界の秩序に仇なさんと欲する魔物の王。人間が支配する現在の世界を滅ぼすための一つの道として、咎人たるメドラの力を求めて世界樹の里へと下る。
本性を現さずとも、魔物の王と呼ぶに相応しい戦闘能力を有しており、その灼熱の炎で数多の敵を排してきた。
あと一歩と言う所で、長年の宿敵である竜の女王によって深手を負わされて、自らの居城へと戻る事になる。
・第十六章登場キャラ
ジパングの人々
ヒミコ
ジパングを治める女王。大蛇を神と崇めて生贄を捧げる事を決めたが、それは自らの力を増すための企みだった。
トウマ
ヒミコに仕える侍。主君の命令に絶対の忠誠を誓っているが、内心では生贄に疑問を抱いている。
マツ
トウマの妻。過去に娘を生贄に差し出されているが、その暗い過去を感じさせぬ程の気丈なおばさん。
ヤヨイ
かつて祀られていた神社の神主の娘。
八岐の大蛇
火の山の奥底に潜む八つ首の魔物。かつては守護神と崇められていたが…？
・第十七章登場キャラ
メドラ
咎人
性格：頑張り屋・負けず嫌い／年齢：十八歳
装備：アサシンダガー・水の羽衣など
特技：パルプンテ
ガルナの塔で、多くの者達を石と化して命を奪った大逆者。真実を知ったニージスによって記憶を奪われ、辺境へと追放される。
悟りの書の力を得たためか、究極の呪文―パルプンテを自らの意思で制御できる唯一の存在となるが、代償に今もその試練に縛り付けられている。また、過去にあらゆる修行を行っており、魔法だけでなく、武術や細かい技術なども体得していた。
マクベス
ダーマの神殿の神官の一人。力の質が落ち始めているダーマの賢者の現状を憂い、メドラへと目をつけた。