第二章 最初の出会い あとがき

本文のあとがき

 ロマリア編終了しました。最後の方がずいぶんと長くなってしまいました。ううむ…目標は10Kb前後のはずだったのですがねぇ。
 未だ書き方に関してあれこれ考えるところが尽きません。適切な文章で簡潔に説明できるのが理想、なわけですが。
 効果音を完全に消して、少しは小説らしくなったかな、と思ったものの、いまいち文体の統一ができてないみたいです。それでも、以前目指してたレベルには達せたと思うので、もっと頑張っていきたいと思います。 ・原作との比較
 色々と端折りました。ゲンブさんとの出会いや、王との掛け合いの一部を削って余分な物を削ったのです。…が、代わりに後のキーパーソン・サイアス君との絡みを入れたらそれで二話分とることになって、原作よりも一話多くなりました。実際、書いてみたら二話どころか…サイズだけなら倍になりましたけどね。約45Kbたぁ…
 また、この段階で既にムーが理力の杖を持っていたりなども…。  結果的にはおおよそ同じ流れに持ってきましたが、過程が大分変わってます。レフィルの旅する動機は…変えたにも関わらず相変わらず曖昧ながら、こちらの方が自分の性に合ってるみたいです。  

呪文について1―契約

 魔道書を用いて呪文の契約を結ぶ事からはじまるという、まんまダイ大の様な形式を取っております。
 契約自体は知識に依るところが大きいので、学びさえすれば一応誰でも可能ということになっています。
 そのあと行使できるかどうかは、力の扱い方に慣れるための経験や、本人の資質が関わることになる…までは、とりあえず述べられてたことかな…と。

登場人物―第二章

パーティ加入

ホレス 冒険者の若者

性別:男/年齢:18歳/外見:銀髪緑眼、中背痩身。額と頬に傷跡
特技:地獄耳/道具:毒蛾の粉、まだらくもいと、爆弾石など
 年若くも、冒険者としての経験を数多く積んだ旅人の青年。人間離れした聴力からか、敏感に魔物や人の気配を察知する力を持ち、道具を交えて相手を翻弄する戦い方を得意とするが、素手でも十分腕が立つ。  カンダタ盗賊団の一員と間違われてロマリア兵から追われることになるが、ロマリア王の計らいで自由の身に。その後は自らの目的のためにレフィルの旅に同行する。
   

ムー 気ままな魔法使い

性別:女/年齢:17歳/外見:赤髪翠眼、小柄で実年齢より数年下に見える。
特技:呪文/装備:理力の杖
 カンダタ盗賊団の下に身を寄せている少女。常にほぼ無表情だが、感情がないわけではなく悪戯好きで人懐っこい性格。また、一度始めた勝負は勝ちたいという負けず嫌いな一面も見せる。  魔法使いを自称するだけあって数多くの呪文を習得しているが、カンダタの影響か些か力ずくな戦い方が目立ち、少女とは思えぬ程の力を有する。  

主要人物

カンダタ 豪放なる大盗賊

性別:男/年齢:中年期/外見:緑の覆面マント、同色のパンツ。
特技:痛恨の一撃/装備:魔神の斧
 ロマリア北部にあるシャンパーニの塔を拠点とするカンダタ盗賊団の首領。多くの子分を擁している他、あてのないムーを引き取って育てるなど面倒見が良い好漢だが、服装のセンスに大いに問題がある。
 巨体に違わぬ剛力と巨体に似合わぬ身のこなしの速さを併せ持ち、並の使い手では太刀打ちすらもできぬ程の圧倒的な実力を持つ。

その他の人物

ロマリア王
 誘いの洞窟の旅の扉を抜けた先にある王国―ロマリアを治める主君。正式な場であってもあくまでマイペースに進まんとし、面倒事には目も向けないどうしようもない怠け者。一方で、周りの空気に流されることなく物事を見る目も持ち合わせている。
 
大臣
 内政の大局の決定に大きく関わる宰相の地位についている初老の男。金の冠が盗まれたとの知らせを受けて、その恥を雪ぐべく形振り構わぬ捜査に及び始める。
ヤック
 素手で熊を倒したという云われから、伝説の武闘家と呼ばれる使い手。今は既に故人であるためにレフィルと会い見える事はなかったが、その流れを汲む者はこの世界の何処かに存在しているという。
カンダタ盗賊団
 大盗賊と呼ばれる男―怪盗カンダタの下に集った盗賊達。頭領たるカンダタの男気と面倒見の良さがそのまま伝わって、義賊と呼べるまでの仁の者達。


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